”音楽人”ではこれまでビギナーミュージシャンの皆様からたくさんの質問を頂いています。その中から「きっと皆、こんなことで困ってるんだろうな〜」という例をここにあげてみました。まずはQ1〜Q10をご案内します。
A1 そうは行かないのでありまふ。曲を作る、メロディーを乗せる、そのような作業が必要である以上、楽器はできた方がいいです。しかもハーモニーがある楽器がいいと思いますよ。もちろんやりたい楽器があるならそれは自由だけど、ヴォーカリストなら「ギターか鍵盤楽器」これがいいと思います。歌を考える以上はハーモニーがないとね。
A2 よくある話です。特に洋楽はやたら高い場合があるし、国産でもB'zなんてもう一般の男の人、出るわけがないですね。その場合はどうするか?はい、まずひとつは「曲のキーを変えてしまう」のです。例えばEmがキーの曲。これをAmに変えます。弦のメンバーに協力してもらおう。んで、EからAだと4度上がるから余計キツそうでしょ?ここで「1オクターブ落として歌う」んですよ。そうしたら実質5度落としと同じです。そのためにもあらかじめ自分の声はどこまでの高さが歌になるのかをつかんでおくと色々便利ですよ。もうひとつの方法はファルセット。裏声ですね。でもきっと抵抗あるよね?当然トレーニングするのはいいことだけど、すぐに出来るようになんてなるわけがないから、曲のキー変更。これで行きましょう!
A3 カラオケの場合は向こうも商売なので「歌う人が普通に気持ちよくなるように」音も空間も作られていますよね。その点スタジオとかだと「とにかくバンドアンサンブルを構築するための空間」なのでカラオケ同様とは行きません。まずそもそもの音量が全然違うもんね。なのでスタジオでは「気持ちよく聞こえる、歌える音の作り方」を考えよう。ヴォーカルアンプはもちろん、ギターアンプの向きとかも含めて。さてもうひとつ。ここが問題で、もっとも多いパターンだと思うんだけど、弦のチューニング。これ、きっちり合ってるかどうかいつも意識しておこう。これは弦の人の仕事と思うかもしれないけど、ヴォーカルにとってはもっとも重要なことなので、全体のチューニングね。ここを気をつけて!
A4 これはハウリングといいますよ。原理を説明すると、「マイクが微小な音を拾う→スピーカーからその音が出る→それをまたマイクが拾う・・・」こうして徐々に意図が大きくなってあの耳障りな現象になるのですね。防ぐにはまず 1、「ヴォーカルアンプでEQを調整」・・・EQ=イコライザーね。高音とか低音なんかを調整して、ハウリングの出ないような音質を作ってみよう 2、「スピーカーの向き」・・・上で説明したように、マイクとスピーカーが向き合ってるとどうしてもハウリングが発生しがちなんだ。色々向きを変えてみよう。もちろん自分の立つ場所もよく見極めてね。 3、「マイクスタンド」・・・3本の足があるでしょ?んで中心のパイプ、あれが固定されてなくて床に着いちゃってるってことはないかな?これでハウリングが発生することもまれにはあるんだ。スタンドの足元を一応確認しよう。
これはハウリングといいますよ。原理を説明すると、「マイクが微小な音を拾う→スピーカーからその音が出る→それをまたマイクが拾う・・・」こうして徐々に意図が大きくなってあの耳障りな現象になるのですね。防ぐにはまず
1、「ヴォーカルアンプでEQを調整」・・・EQ=イコライザーね。高音とか低音なんかを調整して、ハウリングの出ないような音質を作ってみよう
2、「スピーカーの向き」・・・上で説明したように、マイクとスピーカーが向き合ってるとどうしてもハウリングが発生しがちなんだ。色々向きを変えてみよう。もちろん自分の立つ場所もよく見極めてね。
3、「マイクスタンド」・・・3本の足があるでしょ?んで中心のパイプ、あれが固定されてなくて床に着いちゃってるってことはないかな?これでハウリングが発生することもまれにはあるんだ。スタンドの足元を一応確認しよう。
A5 まず、お部屋で仰向けになってください。んで歌を歌って見て。ものすごく歌いにくいでしょ?はい、これで普通に歌えるようになればもう腹式は出来たも同然!肩から力を抜いて、息を吸う。はい、おなかの部分は出た?引っ込んだ?出る方が正解なんです。この歌い方が出来ると「のどの負担が減る 」、「声量が一段UPする」、「ピッチが安定する」と言われてるよ。 ただ、実際のところは皆さん「歌いこんでいくうちにいつの間にか出来ていた」ことが多いみたいです。なので理屈もいいですけど、その前にもうガシガシ歌ってみる。これが王道でもって正道かもしれません!
A6 大丈夫です。自分の声って、録音して聞いて初めて判るものなんです。誰だって初めて自分の声を聞いたときは「ふわぁっ」って驚くものですよ。でもその声を普段周りの人は聞いてるわけだから。気にしないで行こう。もうひとつの考え方は「それでもカッコよく聞こえたらこりゃすごい」と考えること。「気持ち悪かった」はずの声が「まずまずじゃん」とか思えたら、それはとてつもなく上達しているということになるよね。それを目標に歌い続けましょう!
A7 大声出すわけにはなかなか行かないよね。だからこそ皆で入るスタジオが重要なんですよ。こう考えるとお金を払って使ってるんだから1分1秒が貴重ですよね?その感覚でスタジオでしっかりと声を出そう。家で出来ることはナンボでもあるよ?歌詞を覚える、オリジナルを作る、録音した音を聞いてヴォーカリストなりの意見を次の練習に持っていく、腹筋に励む・・・こう考えると「何かが出来ない」って、モノのせいじゃないですよね。
A8 実は十人十色だったりします。でも大半は「喉の筋を揺らす」「おなかからの声の出具合を揺らす」って感じかな?文章で説明するのはちょっと難しいけど。舌の付け根で震わせる人もいるけど、これはやめよう。変なクセが付くし、一部のジャンル、シャンソンやカンツォーネでこんな感じで歌うことがあるけど、それならばストレートに歌ったほうがほとんどのバンドサウンドには向いてると思うよ。
A9 そうなんです。例えば「パ」って言う声。そのままマイクで歌ってみようか?そうしたら「ごわっ」って音も同時に出ちゃうでしょ?これを「吹く」って言って、ちょっと恥ずかしい現象なんだよね。こんな音の歌詞があったら、ヴォーカリストならちょっとだけ口元から離すとか、横に向かせるのがポイントですね。他にも吹いちゃう発音って いっぱいあるよ。歌詞をよく考えてマイクを使おう。 あと、一部のジャンルでは手でマイクを覆うようにして口にくっつけて怒鳴るように歌うことがあるよね。(デス声なんていいます)あれは・・・ノド大丈夫なのかな????逆に皆さんに質問したいです・・・
A10 こりゃもう当然です。音楽とは「リズム:メロディー:ハーモニー」が3要素ですから。具体的には4部音符や8部音符、わかりやすいところで足でリズムを追いかけるようにするクセをつけると徐々に「あっ・・・こんな感じかな?」って瞬間が来るよ。そのときは「かかとを床に、つま先でリズム」これはダメ!逆です。つま先は床、かかとでリズムを取りましょう。まずは歌いながらこの動きを意識するといいと思いますよ。