”音楽人”ではこれまでビギナーミュージシャンの皆様からたくさんの質問を頂いています。その中から「きっと皆、こんなことで困ってるんだろうな〜」という例をここにあげてみました。まずはQ1〜Q10をご案内します。
A1 まずはスティック。なければ話が進みませんですね。楽器屋さんであれこれ手にとって、しっくり来るものを選びましょう。3セットとかで安く売ってるのもありますね。最初はそのような商品でも十分です。(1セットだと1本折れたらそれまででしょ?なので2セットは欲しいところですね)セットで700円くらいから、高いものではカーボン製で1セット2000円以上のもありますよ。(←なかなか折れなくていいんだこれが)で、次にはフットペダル。これも価格と定員さんの話を聞いての判断で決めましょう。1万円から、高級品で5万クラスのもありますが、まずは1万円ので十分ですよ。
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A2 それもそうですねー。では実際に楽器屋さんに行って手にとって見ましょう。たくさんの種類がありますね。最初はもう値段で決めちゃいましょうか?いいんですそれでも。うそじゃないけど、最初はどんな人でもそうやって年数をかけて自分にあったスティックを絞り込んでいくんですよ。ちなみに私はTAMAのH-214Bですよ。
A3 自宅の近くに楽器屋さんがあればいいんですけどねー、ない場合もありますよね。東京で言えば渋谷、新宿、御茶ノ水ならばもう何件もありますけどね。やはりドラム専門フロアがあるようなお店だと品揃えも豊富なのでいいですよね。ちなみにギターショップに行ってもドラムスティックは売ってませんですね。近場に楽器店がない場合は今度の日曜日に視察がてら出かけて見ましょう。
A4 ありますねー、フルセットで\30,000円台とか。いえ、決して「ダメ」ではないんでしょうけど、楽器に限らず「高い安いには理由がある」のです。たとえば車。相場では50万円の中古車が30万円、こりゃ安いぞってことで買ったはいいけど足回りはガタつくわ排気は真っ黒だわ、ワイパー止まって何も見えんわ、しまいにゃ大事故、罰金と賠償で何百万。はい、よくある話です。よーく考えよう。お金は大事ですから。。
A5 では一覧表にしますよ。下の表を見てください。 数えましょ♪ 1 2 3 4 5 6 7 8 右手HH(ハイハット) × × × × × × × × 左手SD(スネア) 1 11 ● 11 1 1 ● 11 右足BD(バスドラム) ● 1 1 1 ● ● 1 1 左から右へ、表の順に手足を動かしてみましょう。実はこれ、8ビートのよくあるパターン1小節です。口で言うと「ドンタンドドタン」と、こうなるわけです。あとは最下段のBDのところを色々変えて見ましょう。SDと一緒になっててもかまいませんよ。まずはこのあたりからはじめてみましょう。
では一覧表にしますよ。下の表を見てください。
左から右へ、表の順に手足を動かしてみましょう。実はこれ、8ビートのよくあるパターン1小節です。口で言うと「ドンタンドドタン」と、こうなるわけです。あとは最下段のBDのところを色々変えて見ましょう。SDと一緒になっててもかまいませんよ。まずはこのあたりからはじめてみましょう。
A6 ありま-。で、「やってみた」とは何時間ですか?または何週間ですか?「30分です」って?それでは何もやってないに等しいのでありますよ。そんなすぐに出来るわけはございません。上の8ビートだけで人によっては1週間かかる人だっているんです。反復練習ですよ。はいはじめっ
A7 とんでもありません。ほとんどの人は家にセットがないわけで、ならば皆が皆家では練習しないのか?そんなわけはないのであります。A5のパターンだって、セットがなくたって手足を動かす練習は椅子さえあれば出来ますよね。そもそもコピーしたい、叩いてみたい音楽があるなら、それを何百回も聞く。そうすると叩いている自分の姿が浮かぶと思うんです。人によってはこれだって立派な練習ですよ。
A8 よほど変わったスタジオじゃない限り、必ずドラムセットもシンバルもあります。安心してくださいませ。あ、スティックはないですからね。自分のを持っていきましょう。フットペダルもお持ちでしたら是非持参しましょう。使いながら色々な調整をして自分の踏みやすい状態を早くつかみましょうね。
A9 実はドラムセットには「右利き:左利き」の区別はございません。もともとバラバラのモノを組み合わせて使うものなので、普通に見えるドラムセットを左利き用に置き換える、セッティングを変えるだけのことなんですよ。なので色々なスタジオの色々なメーカのドラムセットをたくさん触ってみるのも勉強になるんですよ。叩き易いセッティングを研究してみましょうね。
A10 すみませんけど、我慢してください。マメが出来るくらいでちょうどよいのです。私もドラムを始めたころマメが破けては七転八倒していましたですよ。でね、それを無理やり続けていくと今度は丈夫なタコになるんです。こうなってしまえばもう大丈夫。半年を目処に丈夫なタコを育てましょう。
A11 人によって好みは様々だけど、よく言われているのは 「座って、ひざがこぶし1個分下がってるくらい」でしょうか。 ちなみにイスが低いと「音量がUPするが、早い動きが難しい」し、 イスが高いと「早い動きがやりやすいけど音量が下がる」のであります。
A12 はい、全然違いますね。 でね・・・あのー、皆さん、もう譜面譜面って姿勢はそろそろやめませんか? 耳でコピーしましょうよ。そのほうが絶対将来のためにいいです。 今のうちに耳でとるクセをつけておかないと、困ることが出てくるんです。 だってオリジナル曲を作るとき・・・譜面どーします?どうしょもないでしょ? と言うわけでスコアもいいけど、耳でコピーしましょう。100回聞きましょう。
A13 ええ、難しいですよ。それが何か?(失礼っ) 当然ですね。手足の動きと歌って全然かみ合わないことがありますから。 で、こればっかりは慣れでありますよ。プロのドラマーでもコーラス:ヴォーカルをとる場合、手足の動きは若干クオリティが落ちるものです。(ほんっと微妙なところですけどね)なのでスタジオで何度も繰返して練習しましょう。3年もたてばきっと上達しています。
A14 では、ものすごーく大雑把に教えてあげましょうね。 ・直径14”が常識サイズ。 ・深さは代表的なのが5”、5,5”、6,5”の3種類。 ・深いと低音が、浅いと高音が強調される。 ・金属の胴だとかん高く、木胴だと温かみがある ・・・ってことなので、もしもHMをやりたいのなら「金属胴(スチールシェル)で深さは6,5”」で決まりかと。歌モノしっとり系ならば木胴で5,5”がいいかな?でもこれって絶対ではありません。(私は6,5”スチールシェル1個であらゆるジャンルをやってます。ミュートの具合と叩き方で音色を変えてるわけですよ)一番安いモノを避けて、後は予算に合わせて選びましょう。
A15 これだっ!. 他に、メーカーサイトなんかも是非見てみましょう。 ドラムのことが色々わかりますよ。 ・PEARL ・TAMA ・YAMAHA
A15 これだっ!. 他に、メーカーサイトなんかも是非見てみましょう。 ドラムのことが色々わかりますよ。
・PEARL ・TAMA ・YAMAHA
A16 本当ですか?間違いないですか?絶対でしょうね??? では聞きますよ?「8ビートってなんですか?」・・・・・・・・・・ほーら。言われてみると判らないでしょ?ではいいですか、申し上げますよ? 「8部音符であればどこにでもアクセントが入る可能性があるリズム」・・・はい100点。『皆が良く知ってるドンタントトタン」は、たまたま3拍目と7拍目にアクセントが入ってるだけ。ここでよく考えて見ましょうね。無限にアクセント位置が考えられるでしょ?アクセントが入らないって場合さえありますから。ね?簡単に「8ビートは叩ける」なんて、言えないんですよ。さーがんばって練習してくださいませ。
A17 えー2種類ありますよ。まずはオープンリムショット。これは、スティックで「ヘッドとリム(金属の輪っかね)同時に叩くんです。すると「カーン」ってな金属音がすごい音量で出ますよ。ロック系のビートでは全拍リムショットでもOKですね。次がクローズドリムショット。これは、バラードとかで聞いたことありませんか?「コン」ってか「クッ」ってか、とにかく気取った感じの小さい音。あれあれ。スティックの片方をヘッドにくっつけたまま、もう片方をリムに当てます。この場合スティックを逆に持つ場合が多いですよ。
A18 文字通り1回ずつ左右交互に打つ。これがひとつ打ちです。「タンタカ」って場合は「右:休み:右:左」とたたきましょ。空振りを忘れずに!(オルタネートっていいますよー)別名:シングルストローク
A19 文字通り文字通り片手2回ずつ打つ方法。右右左左、これで二つ打ちですね。(別名ダブルストローク)これをとっても早く続けると「ロール」になりますよ。ダラララララララってやつね。スティックを押さえつけてはねるようにして打つのは「プッシュロール」と言ったりしますよ。
A20 いろんなパターンを叩いてみるのが一番手っ取り早いんですが、ためしにHHを一定の8部音符でリズムキープしましょう。で、そのHHに対して今度はBDで四分音符とか8部、三連譜とかって音符を移動、これでも十分練習になりますよ。でも楽しくなさそうですね。ここはやっぱり曲を色々叩いてみるのが一番だと思います。